タイの会計事務所・経理代行|日本語対応の料金・業務範囲・変更方法

タイ法人の経理代行は、月額だけで比較すると「どこまで含まれるか」を見落としやすいサービスです。月次記帳、税務申告、給与・社会保険、年次決算・監査、税務署対応を分け、取引量と必要範囲をそろえて見積もることが重要です。

制度・料金表示の確認日:2026年7月26日

先に結論:月次経理は8,000THB〜。年次・税金・追加対応は分けて確認します。

海外窓口の月次経理は8,000THB〜です。料金は、仕訳・証憑数、銀行口座数、従業員数、申告範囲、過年度処理の有無などで変わります。見積書では、サービス料・VAT・納税額や政府実費・年次費用・追加費用を分けて表示します。

タイの経理代行で任せられる業務

業務範囲は「月次」「年次」「随時」に分けると、月額料金に含まれる内容と追加見積になる内容を確認しやすくなります。

区分 主な業務 見積時の確認
月次 記帳、VAT・源泉税等の申告、給与・社会保険、試算表 件数、人数、口座数、対象申告、提出言語
年次 決算、法人税申告、法定監査、財務諸表提出 月額に含むか、監査人費用、決算月
随時 税務署照会、修正申告、証明書、遡及処理、会計事務所変更 対象期間、資料状態、期限、追加工数

月8,000THB〜に上表のすべてが自動的に含まれるという意味ではありません。契約書と見積書の業務範囲を優先します。

月次業務

売上・仕入・経費・銀行取引を記録し、対象となる税務・給与・社会保険資料を期限に合わせて処理します。毎月の資料提出日と不足資料の連絡方法まで決めます。

年次業務

決算、法人税申告、法定監査、財務諸表提出は、月次経理と作業時期・責任者が異なります。月額とは別の料金と納期を先に確認します。

給与・社会保険

従業員数、入退社、給与項目、個人所得税、社会保険の手続き範囲を確認します。PND1と本人の年次申告の違いはタイの個人所得税ガイドで整理しています。

税務署・追加対応

照会、修正、遡及処理、税務調査、証明書取得などは定型月次業務と分けます。未処理期間がある場合は、通常月と初期整理を別に見積もります。

月8,000THB〜の料金内訳

経理代行の請求額と、会社が納める税金は別物です。海外窓口では、次の区分を分けて確認します。

費用区分 表示方法 混同しない項目
サービス料 月8,000THB〜 対象件数・人数・申告範囲を記載
VAT 課税対象と外税・内税を確認 顧客企業の納税額とは別
納税額・政府実費 顧客負担の実額 経理サービスの売上へ含めない
年次・追加費用 発生条件ごとに見積もり 決算、監査、給与、遡及、税務対応等
月額だけで判断しない

月額が低くても、申告、給与、月次帳票、年次決算、監査、会計データの返却が別料金なら、年間総額と社内負担は変わります。同じ件数・人数・申告範囲で比較してください。

料金が変わる主な条件

  • 月間の取引・仕訳・証憑数と繁忙月の増加
  • 銀行口座、カード、決済サービス、外貨取引の数
  • 従業員数、給与計算、入退社、社会保険の範囲
  • VAT、源泉税、輸出入、在庫、関連会社取引の有無
  • 月次帳票の種類、言語、提出期限、会議の頻度
  • 未処理月、過年度修正、税務署照会の有無

タイ法人の月次・年次経理カレンダー

固定の日付を覚えるより、社内の資料締切、会計処理、申告・納付の順に逆算する方が安全です。紙申告とオンライン申告、休日、決算月などで期限が変わるため、当年の公式カレンダーを毎月確認します。

時期 主な業務 顧客側の準備 確認先
毎月 記帳、VAT・源泉税、給与・社会保険等 売上、経費、銀行、給与、契約資料 歳入局・社会保険事務局
半期 法人税の中間申告等 試算表、通期見込み、特殊取引 歳入局
年次 決算、法人税、監査、財務諸表提出 残高確認、在庫、固定資産、契約・証憑 歳入局・DBD

タイ歳入局は、法人税確定申告を会計期間終了日から150日以内、中間申告を会計年度前半6か月終了後2か月以内と案内しています。実際の対象・期限は案件別に確認してください。

日本語対応の会計事務所を選ぶポイント

通常のご連絡は、日本語のメール・チャットが中心です。契約条件、複雑な判断、打合せ、対面対応など、必要な場面では日本人担当が参加します。

  • 月額に含む業務と除外業務が書面で分かれている
  • 月次帳票の提出日、言語、不足資料の連絡方法が決まっている
  • 年次決算・監査・法人税申告の料金と責任者が明確
  • 税務署照会、修正申告、遡及処理の対応条件が分かる
  • 契約終了時に返却される原本・データ・アカウントが明確
  • 会社設立、給与、社会保険、ビザ・労働許可との情報連携ができる

タイの会計事務所を変更する手順

変更は「新しい事務所を決めてから旧契約を止める」順で進めます。決算・申告期限直前は残高確認と責任分界が難しくなるため、現状診断から始めます。

  1. 現状と未完了業務を確認

    未提出の申告、未納、監査、修正事項、契約の解約通知期限を一覧化します。

  2. 新しい業務範囲と見積もりを確定

    月次、年次、給与、税務対応、過年度処理を分け、開始月と責任分界日を決めます。

  3. 引継ぎ資料を回収

    総勘定元帳、仕訳、試算表、財務諸表、税務申告、給与、固定資産、在庫、契約、原本を確認します。

  4. 開始残高を照合

    銀行、売掛・買掛、税金、資本金、固定資産、繰越残高が旧資料と一致するか確認します。

  5. 新担当で初回申告を完了

    初回処理と申告の完了を確認した後、旧担当の終了手続きとデータ返却を完了します。

引継ぎ資料 確認内容 完了条件
総勘定元帳・仕訳 対象期間、会計データ、PDF 開始残高が一致
試算表・財務諸表 監査済み・未監査の区分 最新月まで受領
税務申告・納付証憑 未提出、未納、修正の有無 対象月を照合
給与・社会保険 従業員、個人情報、入退社 安全な方法で移管
固定資産・在庫 台帳、実在、残高、評価 差異を整理

よくある質問

タイの経理代行は月いくらですか?

海外窓口は月8,000THB〜です。取引件数、口座数、従業員数、申告範囲、未処理の有無により変わります。

月8,000THB〜には何が含まれますか?

月次記帳等を基本に、対象件数と申告範囲を見積書で確定します。給与、年次決算、監査、遡及処理、税務署対応等は別途確認します。

VATや会社が納める税金は月額料金に含まれますか?

サービス料へのVATと、顧客企業が納付する税額は別に表示します。政府実費や納税額を月額サービス料へ含むようには表示しません。

年次決算・監査は別料金ですか?

月次業務と年次業務は分けて確認します。決算、法人税申告、監査、財務諸表提出の料金と期限を契約前にご案内します。

日本語ではどのように連絡できますか?

通常は日本語のメール・チャットが中心です。契約、複雑な判断、打合せなど、必要な場面では日本人担当が参加します。

会計事務所を途中で変更できますか?

変更できます。未完了申告、引継ぎ資料、開始残高、責任分界日を確認し、新担当の初回申告後に旧契約を終了する流れが安全です。

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月額・年次・追加費用を分けてお見積もりします

月間取引件数、従業員数、VAT登録、現在の処理状況を確認し、月次業務と年次業務を分けてご案内します。

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一次情報・参考資料

本記事は一般的な情報整理を目的としています。税務・会計の対象、期限、必要書類、料金は、事業内容、取引、決算月、当局運用等により変わります。実際の処理では最新の公式情報と案件別の契約・見積書をご確認ください。

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